月村 鳴:つきむら めい(34)

  • 葵の義妹
  • 結婚後は夏野の性となるが、別姓を名乗る
  • モチーフ:月
  • イメージカラー:深縹(こきはなだ/髪)、藍鉄(あいてつ/服)、カナリーイエロー、花色(はないろ/目)
  • 蛍の妻。最近結婚したが、恋愛感情は互いに曖昧(蛍の方は好意的に想っているかもしれない)。それでも、蛍は鳴をを支えたいという気持ちから、鳴は蛍に傍にいて欲しいという気持ちから、”パートナー”として婚約を結ぶこととした。
  • 家庭環境が荒んでいた鳴は、若くして家を出て、自身の想いの捌け口として小説や詩を書き殴り、世間への当てつけとして出版社へ投稿していた。評価を望んではいなかったが、ある編集長の目に作品が止まる。曲者の編集長で、彼女の荒んだ人柄も気に入られ、半ば強引にプロの作家になった。
  • 洗練された文章と切ない物語の小説で世間に名を馳せる。しかし彼女自身はアセクシャル(無性愛)傾向であり、自身の恋愛観が分かっていない。物語の人物たちの恋愛観は手に取る様にわかるのに、作者自身が恋愛を分かっていないということに大きなコンプレックスを抱いていた。自身の事を欠陥品と思っており、スランプ時には自傷するかの様に多量喫煙・飲酒をしては生活がより荒んでいった。
  • 美人であり、男性から言い寄られることも多く、酷いとセクハラを受けることもしばしば。その為、男性恐怖症の質があり、男性担当へのあたりが強いのも一種の防衛反応である。
  • 家事や生活能力が皆無で家も散らかり放題。蛍と出会ってからは彼が殆ど生活のフォローを担ってくれるようになった。
  • 家を出たあたりに見かけた大樹の絵本に救われている。その為、自身とはジャンルも作風も違うが、大樹の作品が大好きであり、彼に半ば傾倒している。(大樹が近くに住んでいることは知らない)