夏野 広海:なつの ひろみ(60代半ば)

  • モチーフ:海
  • 葵の母親

  • 名前の通り寛大で大雑把な肝っ玉母さん。夫の航とは関西で出会い、航の気弱な部分も頑固な部分も理解した上で結婚。航が蒸発した際は、驚いた反面、いつかこうなるともなんとなく感じていた為すぐに受け入れた。彼が残した書置きには、「もう会えないけれど、それでも君の幸せを願っています。さようなら、愛しています。」と涙で滲んだ文字が書かれていた。彼らしいと思いつつ、広海はその後再婚せず、彼の帰りを気長に待っていた。航が蒸発した際には既に子供が四人産まれており、虐めや金銭トラブルもあり、実家の日向市へ帰省。以降は実家で親の弁当屋を手伝いつつ過ごす。
  • 人生については「なるように、流れる様に」といった考え方なので、航が蒸発した件についても特に怒ったりはしていない。「航君だからなぁ、まぁ、仕方ないさねぇ。」といった感じ。
  • 航が謝罪しに来た際には純粋に再会を喜び「おっそい帰りだね~色々大変だったんだから。あはは、お互い老けたね~。」と気さくに話しかける。辛い経験をしたが結局のところ、広海は誰が何といおうとも、ずっと航が好きだった。