
- モチーフ:四つ葉のクローバー、シロツメクサ、銀木犀
- イメージカラー:アイビーグリーン、青磁色、アップルグリーン/(若)エバーグリーン
- 葵の義弟。あかりの夫であり、雫達の担任でもある。


・幼い頃に両親を亡くしており、祖父母に育てられたが、その二人も誠が働き出す頃に亡くなってしまう。風音の苗字は大凶、早くに両親を亡くすとも言われている。天涯孤独となった彼を支えてくれたのは同性の親友であった。しかし不幸にもその親友すら失ってしまう。とある事故で親友に庇われ、彼に深手を負わせてしまう。結果的に後遺症無く親友は軽快したが、度重なる不幸に誠は、「自分と関わった人は皆不幸になる。」と思い込む様になり、親友との連絡を絶ってしまう。
・あかりとは新卒の担任と生徒という関係で出会う。明るく懐く彼女のことをはじめは苦手に思っていたが、時に見せる鋭い意見や疑問に、考えを改めさせられていく。そうして彼女が近くにいることが日常となり、明るい笑顔に日々癒される様になる。しかし教師と生徒という立場に、自身の想いも圧し潰して関係を断とうとする誠。誠の立場も分かっていたあかりは、卒業式の日に誠に感謝と好意を伝え笑顔で学校を後にする。彼女との思い出を反芻する誠。いつも、いつも、行動を起こしてくれたのは彼女の方だった。想いを改め、二人の想い出の場所であるシロツメクサの花畑へ向かう誠。そこには嗚咽を漏らすあかりの後ろ姿が。教師ではなく等身大の自分として想いを伝える誠。再度嗚咽を漏らすあかりだったが、その表情は明るくとても幸せそうなものであった。
・あかりと交際をはじめた後に、親友とよりを戻してほしい…(作者の願望)
・親友の名前は「玉崎 健太(たまざき けんた)」。天然パーマに橙色の髪色をしている。面倒見のいい兄貴肌で、何かと誠の世話を焼いてくれていた。
・あかりと出会う前と後で、結構誠の印象が変わる(絵的にも色が明るめに変わる)
・実は重度のゲームオタク。幼少期より友達がいなかった誠にとって、ゲームは唯一の居場所だった。今でもオンラインゲーム等を嗜み、プレイ中は生徒にとても聞かせられない罵詈雑言ばかり口にしている。因みにあかりはゲーム下手なので一緒にプレイできない。夏野家の葵やカンナとはたまに一緒にゲームをプレイする(葵は完全に付き合いだが、センスが良く、誠が楽しんでくれるのが嬉しいので時々一緒にプレイしている)。
・天涯孤独の誠にとって、夏野家の存在は大きく、自分と同じ立場の夏野家の嫁婿達には勝手にシンパシーを感じている。それこそゲームはしないが、雪彦は誠の話によく付き合ってくれ、同性でもあるため、誠は彼によくなついている(言い方)。
・子供たちとの出掛ける際も、ゲームのイベントやショップを中心に予定を組みがち(弁えてはいるし、あかりも子供達も楽しんではいる)
・信号トリオ(雫・美奈子・英一朗)の現担任。彼らの事は「周りが見えすぎる優等生」として、少しの心配を持ちつつも頼りにしている。