<あきみおの本編> 長くなったので、本編ネタについてはこちらにまとめてみました!
●概要
喫茶店のマスター「木下 秋人(きした あきひと)」と、大学院生の「咲良 美桜(さくら みお)」の歳の差カップリング。基本照れたり、焦ったり、ほんわかしたり。たまにしょげたり切なくなったりします。関係性は交際前後で描く事が多いです。交際後は、時折秋人さんがSっ気を発動している時もあります(笑)(;´▽`A“
本編での一言関係は「支えようするみおちゃん。支えられようとしないあき」です(笑)
●出会い:「第1季 春一番」 春、始まりの嵐。波風立たない秋人の人生に突如吹き抜ける春風
買い出しの道中で発作が出てしまう秋人。路地裏に隠れ、やり過ごそうとしている所に、彼を心配した美桜が追ってきたところから物語は始まります。始めに情けない所をみられたことから、美桜には取り繕わずにありのままで関われる様になった秋人。彼女の明るく素直な情動に徐々に惹かれていきます。美桜もまた、自分と一回り以上離れた、温和で紳士的な秋人に尊敬と心配を感じながら惹かれていきます。
●展開①:「桜紅葉 -秋に紅葉する桜」 夢の世界、メリーゴーランドでの告白(?)
その後、意を決して告白する美桜。秋人も美桜に好意を抱いていたが、年齢差や自身の病気のことを気に病み断ってしまう。断られたことで、一時距離を置いてしまう二人だったが、互いが互いを必要としていることに気付く。その後、美桜が勇気を振り絞り、最後の告白を行う。今度は自分が想いを告げるつもりでいた秋人は、美桜の告白を受け入れる。
●展開②:「春爛漫」~「秋雨」
想いを告げ合った二人は、時折思い違いをすることもあるが、ゆったりと幸せな日々を過ごす。あきみおの交際を通して、紆余曲折もあるが、夏野と冬馬も晴れて交際を開始する。四人共々幸せなひとときを送るが、秋人の父親の登場により、事態は一変。唐突に美桜に別れを切り出す秋人。理由も告げられぬまま、「全部ぼくが悪いんです。」と一言で関係を切られた美桜は、困惑しながらも秋人の心変わりの原因を探すが、一方で温和な彼が決めた「別れ」にとても悲しんでいた。
●展開③:秋夏の抗(しゅうかのこう) はじめての仲違い
秋人の一方的な行動に激怒する夏野。彼は、秋人自身の気持ちと美桜の気持ち、両方を蔑ろにした秋人の行動がどうしても許せなかった。秋人と掴み合いの喧嘩になり、冬馬が仲裁に入る。冬馬もまた、秋人の肩を持ちたい気持ちもあったが、美桜から恋愛相談を受けていた手前、彼の不可解な行動には賛同しかねずにいた。
●展開④:
親友とも不和となってしまった秋人。一人喫茶店で頭を冷やす。そこに美桜の不調を察した彼女の父、大樹がやってくる。傷心の秋人を自宅に招く大樹。そうして秋人の友人として、美桜の父として、「本心とそぐわないことがあるのなら、ありのままを娘に伝えてやって欲しい」と話す。愛娘に酷い仕打ちをした自分に、何故手を差し伸べてくれるのかと、真意を問う秋人。大樹は自宅の仏間へ彼を案内し、話始める。
仏間には大樹の妻の写真が。秋人はその写真をみてハッとする。実は大樹と彼の妻である柚季と、秋人は過去に出会っていた。生前、妻は刹那的に出会った少年のことをずっと気にかけていたと話す大樹。妻の気がかりでもあり、大樹自身としても秋人には幸せになって欲しいと思っていたと話す。秋人自身も刹那的な出会いであったが、柚季との邂逅は大事な想い出であった。
●展開⑤:
親友、咲良夫妻の後押しもあり、美桜へ事実と謝罪、自身の本心を伝える秋人。自身の罪であり、関係をやり直したいと言える立場ではないと話し、想いを伝えて去ろうとする。そんな彼の手をとり、願いを乞う美桜。そんな美桜の優しさに、最初で最後の告白を行う秋人。ようやく二人に笑顔が戻った瞬間であった。
●展開⑥:
秋人と美桜の寄りが戻ったことを、自分事の様に喜ぶ夏野と冬馬、そして大樹。だが、秋人の懸念事項は解決していなかった。彼の父、萩成(しゅうせい)との関係を是正する必要があった。長年、父にはトラウマを抱いていた秋人。美桜をはじめとする周囲の協力を得て、関係の修復を図ることとなった。
●展開⑦:
話し合いに応じるものの、全くとして聞く耳を持たなかった萩成。彼と秋人との間には確執があり、それは秋人の出生に関わるものであった。秋人の母である「くるみ」は産まれつき病弱で、子が授かれる体ではなかったが、奇跡的に秋人を授かることができた。しかし、くるみの体が出産に耐えられる可能性は極めて低く、母子共々危険になると医師から宣告される。くるみを心から愛していた萩成は、子を降ろして欲しかったが、彼女の強い希望を優先した。そして、彼女の頑張り虚しく、くるみは秋人の出産後、急死してしまう。
●展開⑧:
「ー私に何かあったら、この子をお願いね。」愛する妻の願いであり、妻を奪った張本人である秋人は、萩成にとって愛憎の対象となった。日に日に彼女に似ていく秋人。傍にいるのも辛く、ネグレクト傾向となり、幼少期は殆どをくるみの両親である秋人の祖父母へと預けていた。しかし、秋人が進学・就職の頃合いになると、彼を「立派な子」にする為に厳しい「教育」を行う様になる萩成。萩成が話す度に萎縮していく秋人。そんな彼をみて、萩成はくるみを悲しませている様な気がしてより苛ついてしまう。遂には秋人を押し倒し、首を絞めてしまいそうになる。この出来事が木下親子の間に決定的な亀裂を生んだ。秋人の父に対するトラウマや精神症状もこの出来事が原因であった。
●展開⑨:
木下親子の確執は強く、話し合いにならないかと思われた。ぴりついた空気を変えたのは、美桜の父である大樹であった。妻の柚季もまた、くるみと同じく病弱で妊娠による急変リスクが高かった。なんとか二児を設けることができたが、子供達が幼い時に病死してしまう。妻を亡くしたもの同士、妻も愛した子の幸せを願うこと、自由に自分らしく生きてほしいと願うことが、父の務めではないかと諭す大樹。秋人も初めて自分の意見を父に訴えかける。似た境遇の大樹と、変わった息子の言葉を受け、美桜との交際を認める萩成。凍り付いた空気は一気に緩み安堵に包まれた。
●展開⑩:
話し合いの後、大樹の優しさから仲良く(?)なる萩成。大樹の促しから、喫茶店に顔を出すようになり、少しずつだが秋人と親子の親交を深めて行くのであった。
●展開⑪:「桜夏秋冬」
そうして最後に大団円よろしく、秋人と美桜、夏野と冬馬の四人でW結婚式を挙げることに。自身らの大切な人を募り、気兼ねなく幸せを分かち合う。そこには萩成の姿もあった。
●展開⑫:「葵の花」
その後暫くして秋人と美桜、二人の間に一人の女の子が産まれる。スノードロップの咲く頃に産まれた彼女に、最愛の妻の様に温かな優しい人になる様に、夏野と冬馬との繋がりをこれからも大切にしたいという気持ちを込めて、秋人は「花葵(はるな)」と名付けるのであった。
行きつく先の妄想まで全部書き連ねてしまいました(;´▽`A“
萩成さん(あきパパ)のお怒り文句や等細かい事は、まだ詰められていませんが、まぁまぁこういうことは考えるのが楽しいんですよね~!描けたらいいな~の精神が大事です!(笑)(;^ω^)