桜夏秋冬の物語は「日向市(ひなたし)」という架空の街を舞台に展開します。
桜夏秋冬の舞台となる「日向市」
四季の移り変わりが美しく、人々が心地よく暮らせる、そんな場所をイメージしています。
この街には、主人公の秋人が暮らす「四季ヶ丘」や、美桜が通う大学のある「鈴蘭区」、冬馬が働くオフィス街の「高梨区」などがあり、それぞれの地域の特色が名前にも表れています。エリア名には、季節や花をモチーフとしたものが多く、街の雰囲気を優しく彩っています。
物語やサイトを読み進めるうちに、まるで自分がこの街の一員になったかのような気持ちになってもらえたら嬉しいです。
日向市の紹介
🏔日向山(ひなたやま)〜はじまりの山〜

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日向市には自然が多く存在しており、日向山という山の扇状地から街が発展した歴史があります。
実は秋人と咲良夫妻が出会った場所でも…。
日向山は北西に位置し、そこから街へ二級河川の陽だまり川が流れています。また日向山は秋になると見事な紅葉に彩られ、観光スポットとなっています。
🍂四季ヶ丘(しきがおか) 〜秋人と美桜の住む町〜

日向市の中央に位置する、自然豊かな住宅街。
公園や川があり、のどかな雰囲気が漂うエリアで、昔ながらの風景が残る地域でもあります。
🍂 ここにあるもの
✅ 秋人が営む喫茶店「カザミドリ」
✅ 美桜の実家
✅ 学校や自然公園、商店街
四季の移ろいを感じられる場所を散歩するのが秋人の趣味の1つだったりします。また、古くからの商店街もあり、地域の人々の交流が活発なのもこのエリアの特徴です。

町のイメージとしては、昭和を感じる日本の宿場の様な感じです。
公園の雰囲気は京都の鴨川が合うな~と思っています。
喫茶カザミドリ設定図


秋人の家は1階が喫茶店、2Fが自宅となっています。元は祖父母の家で、喫茶店も祖父母から受け継いだものだったりします。
裏庭ではブルーベリーやミント等、喫茶店のメニューを彩る食材を育てています。2階は秋人の生活スペースとなっており、趣味の写真や祖母が描いたアートが飾られています。
美桜と出会う前は、祖父母が亡くなった広い空間で過ごすことに息苦しさを感じていた秋人。よく一人で外出していましたが、美桜と仲良くなってからは、不思議と一人でもゆったりと過ごせるようになりました。
また風景写真ばかりとっていた秋人でしたが、美桜と出会ってからは人物をモデルとしたものも増えてきたようです。
秋人宅設定図
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一人にはいささか広くて…。みんながよく来てくれるので、ありがたいです。

秋人さんのお店は皆の憩いの場ですね!落ち着いていて素敵なところです✨
陽だまり橋

四季ヶ丘には「陽だまり川」から名前をとった橋がかかっており、景観の良さから、多くの人が足を止めて眺めを楽しむ場所となっています。
喫茶カザミドリにもほど近く、秋人・冬馬・夏野の三人にとっては、幼い頃から語らいを重ねてきた思い出の場所でもあります。
自然公園
日向山も桜で有名なのですが、四季ヶ丘の自然公園も負けず劣らず、気軽に花見を楽しめるスポットとして有名です。
秋人、夏野、冬馬も昔からこの公園で遊んでいました。「(SS)アオイの願い事」ではこの自然公園と、夏野の大事なネックレスにまつわる話を綴りました。(SS当時は”森林公園”としていました)


秋になるとイチョウが色づき、園内の遊歩道は黄色一色に。特にカップルに人気のスポットとなっています。
秋人は年中この遊歩道をぼっーと歩き、少し上った場所にある展望台付近のベンチで本を読んだり、これまたぼーっとして過ごす習慣があります。彼にとっては大切な気分転換だったりします。
四季ヶ丘高校
四季ヶ丘にある公立高校。市内では割と偏差値も高く、自由な校風と共に人気があります。
過去にあかりも補欠合格で入学していました。現在は雫や英一朗、美奈子が通っており、誠が担任を務めています。
鎌倉にあった高校からイメージを得ています。
誠はあかりが入学した時に、四季ヶ丘高校の新人教師として入職しました。
はじめは人間不信で根暗な性格であった彼でしたが、あかりとの出会いを経て、教職や人との関わりに意味を見出していきます。
現在も同校で教鞭を執っており、親身に寄り添う教育方針で、生徒や保護者から信頼を集めています。
🏢 高梨区(たかなしく) 〜冬馬の住むオフィス街~

日向市にあるハイグレードなオフィス街。
大手企業や高級店が立ち並び、落ち着いた雰囲気が漂うエリアです。
冬になると街全体がライトアップされ、華やかで洗練された雰囲気に包まれます。
🏢 ここにあるもの
✅ 冬馬の住むマンション
✅ 冬馬の職場「株式会社フィーチャーテック」
✅ デパート、駅構内に併設された巨大商業施設

静かで格式高い環境を好む冬馬にとって理想的な住まい。ただ無機質で都会的な空気に時折、自分と似た孤独感も感じることがあったとかなかったとか。


商業施設周囲では毎年、巨大ツリーのイルミネーションが行われています。また高梨区にはオシャレな店も多く、美桜が親友や冬馬を誘っては店巡りをしています。
高梨区の駅構内にはストリートピアノがあり、早百合がよく演奏をしています。
冬馬の職場「フューチャーテック」


冬馬はフィーチャーテック社の課長職として働いています。大手のテクノロジー企業であり、多くの電子機器の開発・研究を行っています。他にも新木、七瀬、佐藤といった職員も働いています。
冬馬の住むマンション「シンビジウム高梨」
職場近くのマンションを借りて生活している冬馬。一人暮らしですが、夏野がよく寛ぎに来るので、広めの2LDKの間取りを借りています。
休日は二人でドライブや外食、料理等を楽しんでいます。
イメージは京都の二条城近くの高級マンション一帯を想定しています。




↑室内は描いていただいたイラストを元に設定していることも多いです。
画像を押すと拡大し、名前を押すと各製作者様のSkebページへ遷移します。(4枚目のみないです)
冬馬宅設定図


ユキ~愛されてるなぁ~(笑)

恥ずかしいからやめてくれ…。
🏖️ 赤陽花区(あかはなく) 〜夏野が住むエリア〜
海にほど近く、活気のある街。高梨区には劣りますが、水族館やショッピング施設などの商業施設で充実しています。夏には花火大会などのイベントが多く開催され、人々の笑顔があふれる場所となっています。
🏖️ここにあるもの
✅ 夏野の住むマンション
✅ 水族館やショッピングモール
✅ 海の付近にはひらけた堤防があり、夏のイベント会場となっている。
海が近く、賑やかで居心地の良いエリアは、社交的な夏野にぴったりの環境です。
水族館


水族館は皆でも恋人同士でも楽しめますね😊画像を押すと各製作者様のSkebページへ移ります。
赤陽花区花火大会



毎年、多くの屋台が花火大会に華を添えています。暑い中、人でごった返しますが、ここの地区は広く開けた堤防を会場としていますので、比較的人はけが良く、公共交通も整っており参加がしやすいです。ここの花火大会は人込みが嫌いな冬馬もよく夏野達と毎年参加しています。
イメージは三重の花火大会を想定しています。
🌼 鈴蘭区(すずらんく) 〜美桜が通う大学のあるエリア〜
大学や研究施設が立ち並ぶ日向市の文教地区。
若者が多く、カフェや本屋など、落ち着いた雰囲気の店が多いのが特徴です。
※文教地区:教育施設(学校や図書館、博物館や美術館など)が多く集まっている地区の呼称。
🌼ここにあるもの
✅ 美桜が通う「鈴蘭大学」
✅ 図書館や美術館、大学病院
✅ 駅、カフェ、本屋、研究所
イメージはインテックス大阪付近でみかけた大学(?)を想定しています。
鈴蘭大学
幅広い学問を専攻でき、多くの学生が通う大学。現在は美桜、早百合、椿里が大学院生として学びを深めています。過去にひばりが通っていた大学でもあります。



依頼絵では、スマホを大学に忘れた美桜と、それに付き合い、夜に学校探索をすることになった秋人・夏野・冬馬を描いていただいております。
私自身、大学に疎いので、解像度が低いのですが、美桜は心理学を専攻しているのかなと思っています(;’∀’)
🌊 夕香区(ゆうがおく)~夏野の実家があるエリア~

海沿いに位置し、近くに島や海岸が広がるエリア。赤陽花区よりも静かで自然が多く、浜辺からすぐに泳げることが特徴です。
🌊ここにあるもの
✅ 夏野の実家
✅ 海岸、海の家
✅ 向日葵畑
海岸線
夏場はサーファーで賑わい、海の家も繁盛しています。この海の家は夏野が学生の頃バイトをしていたり、今でも繁忙期は駆り出されることがあるとかないとか…。
夏野の実家もこの地域にあります。悩みがあると昔から、夏野はよくこの海岸を訪れ、一人で物思いにふけたり、泳いだりしてリセットしています。雫や英一朗もこの場所を気に入っており、子供の頃から二人で遊びに来ています。
海岸沿いのイメージは、鎌倉の七里ヶ浜や江の島を想定しています。
向日葵畑

夕香区には広大な向日葵畑があり、夏になると一面が鮮やかな黄色に染まります。強い日差しが降り注ぐ、暑さの厳しい場所ですが、冬馬はこの景色が好きで、毎年欠かさず夏野と訪れています。
イメージは「ぼくのなつやすみ(1)」の向日葵畑の平地verを想定しています。
🏡 その他のエリア
✔ 宝蕗区(つわぶきく) 〜冬馬の実家や姉の家がある住宅街。
✔ 白椿区(しらつばく) 〜伝統のある高級住宅地。名家が多く住む。
🌸 物語に広がる街の風景
日向市は、桜夏秋冬の物語を象徴するかのように、四季折々の表情を持つ街です。
春は桜が咲き誇り、夏は賑やかな海と祭り、秋は紅葉が街を彩り、冬には静けさと温もりが共存する。
そんな街の中で、四人の人生が交差し、関係が深まっていきます。
この街の風景と共に、四人の物語を楽しんでいただけますと幸いです🍀
おまけ:日向市設定案
