SS:梨狩りでのひととき

小説/SS

日記

先日はじめて梨狩りに出掛けてきました🍐

今回行った所は低木に実が生っていて、子どもも採りやすくて家族連れ等に適しているな~っといった感じの場所でした。風音先生ファミリーで行くと楽しめるんじゃないかな…とすでに妄想(^▽^;)

知人の話ですが、本格的な梨園(?)は色々な種類の梨が植えられていて、高い木に生っている梨を脚立に上って採れるそうです。今はどうか分かりませんが、園内食べ放題で、ナイフを持参したらその場で向いて食べられるみたいで…慣れたらそういった所にも赴いてみたいなと思いました。

梨は底の部分を持って、上にくいっと上げてむしると簡単に採れました。店で売っている梨しか見たことなかったので、生っている雰囲気や実際に採取出来て楽しかったです🍀

今回行った所は持ち帰られる梨に個数制限がありまして…。おかしゅの四人が梨狩りに行ったら、なつゆきは大きくて美味しそうな梨の収穫・厳選に熱中して、あきみおは雰囲気エンジョイ勢で楽しみそうだな~と思いました(*´ω`*)

梨やブドウの試食販売も体験できて、まだまだ湿度高く暑かったですが、秋の始まりを実感できた一日でした🍐🍇


もう既にいくつか妄想を挟んではいますが、梨狩りから考えた四人のネタを簡単にSSにしてみました。小説風に登場人物紹介も作ってみたので挟んじゃいますね(/・ω・)/

登場人物紹介

木下 秋人(きした あきひと)
41歳 / 眼鏡をかけた喫茶店「カザミドリ」のマスター。温和で物腰柔らかい紳士だが、心の奥には繊細な悩みを抱える。基本的に穏やかで優しいが、時に頑固な一面が垣間見える。

咲良 美桜(さくら みお)
24歳 / 心優しい女子大学生。秋人の喫茶店をきっかけに彼と、その友人である冬馬と夏野と親しくなる。天真爛漫な性格だが、過去のトラウマを抱えている一面も。無邪気に梨狩りを楽しむ中で、周囲を和ませる存在。

夏野 葵(なつの あおい)
41歳 / 自営業のフィットネストレーナー。明るく陽気な兄貴分だが、冬馬を弄る等、子どものようにおちゃらけた一面も併せ持つ。秋人や冬馬とは幼馴染であり親友でもある。よく秋人にちょっかいを出しては呆れられている。

冬馬 雪彦(とうま ゆきひこ)
41歳 / 冷静沈着な課長。親友の夏野に対して密かに特別な感情を抱いている。冷淡そうにみえるが、根は優しい人情家。いつもは夏野に振り回されているが、今回は珍しく見守る役回り。

四人SS:梨狩りでのひととき

秋の穏やかな日差しの中、秋人、美桜、冬馬、夏野の四人は梨狩りに出かけた。広がる梨園で、それぞれが思い思いに楽しんでいる。

「わぁ、すごい!こうやって上にむしると簡単に採れるんですね!」と、美桜は初めての梨狩りに夢中だ。

秋人は少し離れたところで、風景や友人達をカメラで撮影していた。その様子を見た夏野が、軽い調子で声をかける。「折角梨狩りに来たんだからよ、とるなら梨を採れよ。」

「そうですね。」と、秋人は少し迷いながら、手近な梨を取る。「なるほど…こう実るんですね。実際になっている姿をみるのは、はじめてです。」

彼がしみじみと呟いていると、夏野が横から、「ちっさくね?もっと大きいの採れよ」と突っ込んできた。

少し不服に思った秋人は、「きみが採れと言ったから取ったんじゃないですか…。それに大きめなものを採ったつもりですけど。」と返すが、夏野は気にせず「えー、ちぃせぇよ~これくらい大きいの採れよ」とやじり続ける。

「じゃあもういいですよ。ぼくの分も、きみが大きなものを見繕ってください。」と、秋人は不貞腐れてしまった。

二人を見かねた冬馬が、「各々好きにやれば良いだろう。プライベートで来ているんだから、秋も自分のペースで楽しんだらいいさ。」とフォローを入れる。

「そう拗ねんなって、悪かったよ。気にせず採れよ。」と、夏野も言葉を続けるが、秋人は不満げに「もういいですから。」とそっぽを向いてしまう。

「な~アキ〜。」と、夏野が馴れ馴れしくくっつこうとするも、「触らないでください。」と彼をぐいと押し返す。

「美桜ちゃん、ヘルプ〜!」と、今度は美桜に助けを求める夏野。

「ちょっと!みおさんは関係ないじゃないですかっ。」と慌てる秋人をよそに、美桜はにこやかに近づいてきた。「どうしました〜?あれ、ふふっ、なんだか楽しそうですね!」

「美桜ちゃん、一緒にアキのご機嫌取りしてくれよ〜」と夏野が頼むと、「え〜?よく分かりませんけど、混ざりたいのでやりますっ!」と美桜は、秋人の隣にひょいっと入り、夏野と同じようにくっついた。

「みおさんまで…。分かりましたから、もういいですって。」と、二人の楽しそうな様子に気を削がれた秋人。気恥ずかしさから苦笑いを浮かべる。

その瞬間、シャッター音が響く。

「ちょっと、ゆき!???」

冬馬がスマホで三人の様子を撮ったのだ。「すまん、面白くてついな。」

夏野はけらけら笑い、美桜と冬馬もふふっと微笑む。秋人はたじたじになりつつも、つい笑みをこぼすのだった。

追記:後日談風に落書きを挿入してみました。ゆきの撮った写真をあきがもらって、自分の撮った写真と一緒においてある雰囲気です。

余談

あきは意外となつにあたりが強い、というのがよくわかるSSが出来上がりました(笑)個人的に満足してます😎

さんおじの場合、誰か二人がわちゃわちゃし出すと、残りの一人が冷静にフォローしてくれる図になるので、バランスがいいな~おまえらって思いますね(笑)そこにちゃんみおが加わると、もう平和な政界の出来上がりですね👼


新鮮なネタは新鮮な内に!をモットーに、今回はさっくりテイストで仕上げてみました📝まだ慣れないですが、ネタの昇華としてとてもコスパが良かったので、これからも取り入れていきたいと思います。それと同じような感じで、今後pixivの小説にもSSを投稿していこうかなと考えてます📚色々出来る範囲で無理せず楽しく創作していきたいですね🌸

それでは今日はこの辺で、ありがとうございました!( ^^) _旦~~

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